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ケーニッヒ&バウアー、drupaをポジティブに総括:420億円を超える受注

  • デジタル・イノベーションに来場者が熱狂

  • 世界最速のB1オフセット枚葉印刷機を発表

  • パッケージ生産におけるエンド・ツー・エンドのソリューションに大きな関心

  • パッケージング・ワークフロー、デジタル化、商業印刷、CIフレキソ印刷、デジタル印刷に関するデモンストレーションとパネルディスカッション

  • 約2億5000万ユーロ(約428億円)を受注


写真1:展示ブースの面積は4,000 m²を超え、ホール16に展示された © Koenig & Bauer

2024年


5月28日から6月7日まで、ケーニッヒ&バウアー社は、世界最大の印刷技術見本市であるdrupaのホール16において、幅広い製品ポートフォリオと数々のデジタル・イノベーションを紹介した。drupa委員会の委員長でもあるアンドレアス・プレスケCEOは、次のように語っている


「8年という歳月を経て、出展企業も来場者もデュッセルドルフに大きな使命と情熱を持って来場していました。ここ数年、業界全体がいかに大きく変化しているかがお分かりいただけたと思いますし、今回テーマとなっていた持続可能性やデジタル化といったトピックは、すべて来場者が解決策を求めている重要な課題でした。」



デジタル・イノベーションが人々を惹きつける

先駆的なデジタル・イノベーションが、エキサイティングなライブ・ショーで披露され、観客を魅了した。デジタル・インテリジェンス "Kyana(キアナ) "がビックスクリーンに登場し、バーチャルな共演者として、関心を寄せる聴衆に自らを紹介した。myKyana(マイキヤナ)ポータルは、オフセット印刷機を含むデジタル製品の中心であることを示し、デジタル化がいかに企業の効率性、生産性、持続可能性を高めるかを印象的に強調した。Kyana Assist(キヤナアシスト)は、印刷業界初のAIチャットボットであり、これにより顧客は"Kyana(キアナ) "と直接対話し、待ち時間なしで直接サポートを受けることができる。今後の印刷産業界のAI活用事例としてdrupa来場者に大きな反響を呼んだ。


個別のライブ・デモンストレーションでは、来場者はスタンドで直接、包括的なmyKyanaエコシステムの利点を詳しく知ることができた。「drupaでは、伝統的な印刷と最先端のAIおよびデータベースの技術の組み合わせが、印刷業界の未来をどのように形成しているかを示しました。お客様との数え切れないほどの話し合いの中で、生産を飛躍的に向上させるデジタルツールが、お客様が当社の技術に投資する決定的な要因になるという確信が持てました。」と、ケーニッヒ&バウアーのデジタル化担当副社長、サンドラ・ワグナーは強調する。


新しいコネクテッド・パッケージング・ソリューション「FOLLOW(フォロー)」は、ブランドオーナーやパッケージング・メーカーの関心を特に集めた。この革新的なプラットフォームは、包装をエンド・ツー・エンドのマルチメディア・コミュニケーション・チャンネルに変え、消費者体験全体を新たなレベルに引き上げる。拡張現実機能とゲーミフィケーション要素により、FOLLOW(フォロー)は息をのむような製品体験を保証する。さらに、このプラットフォームはデジタル・パスポートとしての基準を満たし、製品の持続可能性とトレーサビリティに貢献する。


写真2:最高22,000枚/時の印刷速度を誇るラピダ106 Xは、B1オフセット枚葉印刷機として世界最速 © Koenig & Bauer

枚葉オフセットへの世界的関心

ケーニッヒ&バウアー社は好調な受注を獲得し、特にオフセット枚葉印刷部門で自社の目標を上回った。受注の大半は中国、スペイン、ブラジルからであった他、ドイツ、オーストリア、スイス、中央ヨーロッパ、アジア、南北アメリカの多くの国々からも受注した。受注は、すべてのフォーマット・クラスと、エンド・ツー・エンドのパッケージング・ワークフローの一部としてdrupaで展示されたポストプレス製品である。CutPRO X 106シリーズの革新的なロータリーダイカッター、フラットベッドダイカッター、フォルダーグルアーにも大きな関心が寄せられた。


最大22,000枚/時の印刷速度を持つ、コーターと延長デリバリーを備えた7色機ラピダ106 Xは、世界最速のB1枚葉オフセット印刷機であり、drupa期間中に北イタリアの印刷会社I.G.B.(Innovative Graphic Box)に販売された。この機械は、イタリアのヴィッジュ工場に設置、主に医薬品パッケージを生産する。


展示されたポストプレスシステムはすべて、会場から直接販売された。例えばQualvis Print & Packaging社には、Omega Alius 90フォルダーグルアーが納入される。英国レスター地方の同社はユニークな機能を持つRapida 106を合わせて注文しており、7つのインキングユニットとダブルコーターを備えたRapida 106は、すでにQualvis Print & Packaging社で稼働し始めている。


CutPRO Q 106フラットベッド型ダイカッターは、15年以上ケーニッヒ&バウアーの顧客であり、Rapida106ユーザーであるアルメニアのエレバンにある商業・セキュリティ印刷会社、AM-PGグループに納入される。その他、毎時最大16,000枚の速度で稼働するCutPRO X 106ロータリーダイカッターも、来場者の大きな関心を集めた。drupaでは、ラベルの型抜きを含む様々な仕様で契約された。


写真3:ホール16のケーニッヒ&バウアー・ブースではライブ・ショーが行われ、多くの来場者を魅了した。紙器ショーでは、ケーニッヒ&バウアーはパッケージングのワークフローを紹介した © Koenig & Bauer

ケーニッヒ&バウアー・ダーストによるデジタル印刷の高品質と柔軟性に称賛の声

ケーニッヒ&バウアーと、ダースト社との合弁会社であるケーニッヒ&バウアー・ダースト社のVariJET 106(バリジェット106)デジタル・パッケージ印刷機は、今回のdrupaで初めて紹介され、その高い印刷品質と仕様の柔軟性で、デモンストレーション中に来場者から大きな称賛を受けた。特に、複数のコーティングユニットを追加できる可能性は、来場者の大きな関心を得た形だ。同時にケーニッヒ&バウアー・ダースト社は、Highcon社(ハイコン)とともに、印刷から後加工までの完全デジタル生産ワークフローの実演を行った。ケーニッヒ&バウアー・ダースト社は、すでにVariJET 106を2社のベータカスタマーへ、導入し終えており、7月新たにヨーロッパの顧客へ設置する予定である。また今回、Delta SPC 130において、一次食品包装の段ボール材料に白色で水性デジタル印刷を行うという、業界初のデモを行った。Delta SPC 130のフィールドテストは今年後半に予定されており、2025年初頭には商業的な設置が予定されている。


デジタル&ウェブフェッド部門の技術革新と持続可能なイノベーション

ケーニッヒ&バウアーのブースを横切る全長18メートルの装飾は、すぐにdrupa来場者の目を引いた。AIが生成したこの装飾は、1センチメートルごとに自動可変生成されており、デジタル装飾印刷の分野におけるケーニッヒ&バウアーRotaJET(ロタジェット)の革新性と技術的リーダーシップを強調していた。今回、パッケージ印刷とトップライナー印刷がRotaJETのプレゼンテーションの中心となった。ARソリューションFOLLOWとブランド・セキュリティーソリューションValiPACK(バリパック)を組み合わせた大量デジタルパッケージング製品は、特に注目された。ケーニッヒ&バウアー社は、drupaのために特別にRotaJETで15,000個のテトラパックを印刷し、ブースで来場者に提供した。段ボールとCIフレキソ印刷の情報エリアも非常に人気があった。バイオベースおよび生分解性材料への印刷や、効率的に段ボールの両面に印刷するChromaCUT X Pro(チェルマカット)およびChroma HighTech 2S(チェルマハイテック)に焦点が当てられていた。


写真4:ケーニッヒ&バウアーのブースには連日のように多くの視察団が訪れた © Koenig & Bauer

drupaで高水準の受注:今期の見通しを確認

「ケーニッヒ&バウアーは、200年以上にわたって印刷業界のために先駆的な技術を開発してきました。」と、最高財務責任者(CFO)のステファン・キミッヒ博士は強調する。2024年5月末以降、ケーニッヒ&バウアーは、約2億5000万ユーロ相当の新規受注を獲得した。この受注額は全製品セグメントにわたるものである。新規受注は、drupaの開催時および開催期間外に行われた。同社は、今年度の営業EBITマージンと売上高を前年度並みに安定させるという見通しを確認。遅くとも2026会計年度までに連結売上高15億ユーロでEBITマージン6~7%を達成するという道筋は、すでに確保されているという。


ケーニッヒ&バウアーのブースでの11日間を終えて、drupaは本物の見本市であることが実証された。ケーニッヒ&バウアーの取締役であるラルフ・サメックは、「お客様や業界の専門家とのエキサイティングな技術的ディスカッションの数々が、このdrupaの特別な雰囲気を作り上げていました。」と語った。




お問い合わせ先

Koenig & Bauer JP株式会社

TEL 03-5623-3004 FAX 03-5623-3006  E-Mail info@koenig-bauer.com


Koenig & Bauerについて

 Koenig & Bauerはヴュルツブルク(ドイツ)に拠点を置く、世界的な印刷機メーカーです。主にパッケージングの分野で、印刷機および後加工機、ソフトウェアソリューションを製造しています。 Koenig & Bauerが提供するシステムは、紙幣、ボール紙、段ボール、フィルム、金属およびガラスのパッケージ、書籍、ディスプレイ、ラベル、装飾、雑誌、広告、新聞など、ほぼすべての素材に印刷することができます。 Koenig & Bauerは、200年以上の歴史を持つ世界最古の印刷機メーカーであり、今日ではほとんどすべての印刷方式に対応しています。 グループ全体で約5,400人の従業員を擁し、ヨーロッパの10ヶ所で生産を行い、世界規模の販売およびサービスネットワークを構築しています。 2021年には11億1600万ユーロの売上高を記録しています。

詳細は、www.koenig-bauer.com でご確認ください。

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